向日「あっ、ゆーし!見ろよ虹だぜ!!!」
忍足「ほんまやなぁ、久し振りに見たわ」
向日「きれーだなー…」
忍足「……せやなぁ。」
跡部「…あ〜ん?何だあんなのただ雨のせいで空気中に含蓄された水分に太陽の光があたってプリズムの原理同じく光の色が七つに分かれてるだけだろ?」
向日「……」
忍足「………跡部ぇ、お前ってヤツは…!」
跡部「何だ?」
忍足「なんつーロマンの通じひん男なん!?誰が虹見て原理なんか説くねん!!!」
向日「こいつ流れ星見てもぜってー願掛けしないんだろうな…」
跡部「流れ星はただの水素とヘリウムの塊だぜ」
二人「「わ゛ーーーーー!!!」」
宍戸「激ダサだぜ…」
鳳「え、宍戸さん信じてないんですか!?」
日吉「…俺はどっちかというと跡部さんの考えに賛成ですね」
芥川「えー!日吉夢がないCー!!!」
滝「そうだよあれは浪漫で語るんだよ」
日吉「…滝さん、信じてるんですか」
滝「………日吉、今、ものすごく失礼な事考えてない?」
芥川「樺地は?やっぱり跡部と同意見?」
樺地「ウス」
芥川「えええー!みんな夢無さ過ぎだCー!!」
樺地「…で、も」
全員「?」
樺地「どんな原理でも、その偶然が、重なって、あんなに、綺麗で…それで、人を幸せにするのは、凄い…事だと思います」
全員「…………」
跡部「………樺地………
……そうだよな、すげえ綺麗だ。お前らもそう思うだろ?」
向日「………おいおいおいさっき綺麗とかいう言葉を鼻で笑い飛ばしてた奴が何か言ってるぜ」
忍足「岳人…恋のフィルターかかってる奴にそんなん言うてもしゃあないわ…」
滝「やっぱり樺地はこのメンバーにおいて最強のキャラだと思うんだよね…」
日吉「玄宗皇帝も楊貴妃には叶いませんでしたからね」
芥川「うっわーマジマジ勉強の話とか信じらんねー!」
跡部「…なんだよ、そんなに欲しいのか?」
樺地「う…?いえ、こういうの、は、偶にだから…」
跡部「……成程な」
樺地「そ、れに、」
跡部「?」
(本当に綺麗なの、は、)
(何時も自分の前に)
樺地「…いえ、何でも…」
跡部「?何だよ?」
(いつか、せめて言う事さえできたらいいなぁ)
岳人「…クソクソ恥ずかしー奴ら!」
忍足「……あいつら純情に関してはほんま天然記念物やなぁ…」
|終われ!|
さてこれからry
家を出たとき虹が出てたので思わず単発ネタを。
樺地ってこう、跡部と一緒にいるから、完全に純情とかって訳じゃないんだけど、でも原理とかじゃない部分の偶然とかを素直に凄いと思っていそう。
そんな樺地に弱いべさま。
とにかく勝てないんです。だって恋だかr←
私の大好物が両片想いだとバレそうなネタ。